フィンケ監督、その発言だけはやめていただけませんか。 [監督]
フォルカー・フィンケ監督は最近の完封負けに対し、「何億か払って数十ゴール決めるFWを取ってくれば簡単に解消できるが、いまの浦和にそのお金がない」としばしば発言しているようです。
以下が「2009年Jリーグプレーヤーズ名鑑」からの主要FWの年俸です。点数は昨日(8月15日)までのゴール数です。
大阪 レアンドロ 7000万円 11点
チョジェジン 1億円 8点
鹿島 マルキーニュス 7200万円 8点
川崎 ジュニーニョ 7000万円 11点
新潟 ペドロ・ジュニオール 3000万円 9点
浦和 エジミウソン 9000万円 10点
高原 1億6000万円 3点
他チームは3000万円、7000万円で得点力のあるFWを獲得できてます。というかレアンドロは昨年神戸で7点しかとれていませんが、大阪に良質なMFが、得点力を開花させているように思えます。
要はJ1を甘くみて、FWを獲得(永井を放出したのに)しなかったツケがきているのだと思います。これは監督だけでなく、フロントにも責任があります。
それを反省せず、お金がないので、FW調達できないと言うのは無責任でです。
無責任な発言はやめて、FWを調達するか、FWを活かすパスサッカーというのを確立していただけませんか。
本当に今のサッカーでいいのか [試合]
本日のガンバ戦(8月15日:万博)は、0-1で負けてしまいました。本当にがっかりですね。
阿部選手の奇跡的なクリアもあったのに、幡戸選手の強力な一発で、手中にしていた勝ち点1を失いましたね。
でも、気を取り直して、次節に備えましょう。
しかし、気になるのは、浦和の今のサッカーです。本当にこのままでよいのでしょうか。
とくに、
①遅行のパスサッカーでいいのか
②こんなシュートをせず、決定力のないFWでいいのか
という点は、気になります。
①今日のガンバは、同じパスサッカーですが、スピードに溢れてました。
それに引き替え、浦和は後ろや横のパスが多く、ペナルティエリアまできても厚く守られ、ほとんどシュートすら打てません。
浦和の選手の技量が圧倒的に高いのであれば、大丈夫かもしれませんが、各チームのレベルが高い現段階では、いくら崩しにかかっても、ボール回しに終り、そのうちミスをし、ボールを奪われ、カウンター攻撃されるのが目に見えてます。改善が必要でしょう。
②それからFWですが、さすがに最近はあきれています。シュートを打たないし、ペナルティエリアでボールを受けてもパスばかり。
エジミウソン選手がゴール真正面1-2Mぐらいのところででゴールを背負ってボールを受けたシーンがありました。DFが一人しか後ろにいないにもかかわらず、数メートル先に闘莉王にパスしてました。FWなら反転して、シュートだろうと思いました。急な反転するほどキレがないんでしょうね。
唯一の希望の星は原口選手です。
幡戸のように真正面にキーパーがいても、打ち抜くようなFWがほしいものです。もちろん原口選手は合格ですが、全部のFWの選手にそうなってほしいです。
もし他にいないなら、外部からの獲得も視野に入れた方がよいのではないでしょうか。
今後こそ、昔の名前ではなく、実力で選んでほしいです。
橋本社長の反省文を一応評価します [クラブ]
橋本社長の「敵サポへのホスピタリティ向上」発言を前回批判したが、今日(21日)の浦和レッズの公式HPに橋本社長の「ファン・サポーターへのみなさまへ」と題するメッセージ(反省文だと思う)が掲載されていた。
内容は、
「ファン・サポーターのみなさまとクラブがこれまで一緒になって築きあげてきた「相手チームを圧倒するホームスタジアムの雰囲気」が最も大切なものです。」
とするもので、「敵サポ歓迎」発言を事実上撤回する反省文だろう。
たぶん、サポーターからのクレームだけでなく、元社長、前社長からの苦言があったことは容易に想像がつく。
敵サポを歓迎をしようと発言したことは間違いだったということを公式に認めないのはやや潔さに欠けるが、社長の威厳を守るため、今回は許すことにしたい。
自分がいかに大事なポジションにいるのか、自分の発言がいかなる影響を持っているか、身に染みたことだろう。
これを糧にぜひ名社長になってほしい。
敵サポへのホスピタリティ向上は大事とは思うが [クラブ]
今度の橋本光夫社長は、ピントはずれな施策を打とうとしているらしい。
なんでも、日刊スポーツ(7月20日)「浦和観客増へおもてなし、敵サポ「歓迎」」によれば、
「同社長は4日のアウェー山形戦を視察した際、横断幕や花笠音頭など地域をあげた歓迎に感銘を受けた」
らしい。
だから素人社長といわれるのだろう。
山形は、浦和にたくさんのサポーターがいるから、歓迎したに過ぎない。敵サポならどこでも歓迎しているわけではないだろう。
敵サポへのホスピタリティを高めることは反対ではないが、スタジアムの席割からみて、敵サポの人数からみて、ホスピタリティを多少高めても、大した観客増にはならないだろう。
それよりも、埼玉県民や浦和サポの来場をもっと増やす努力が肝心だ。
地上波の放送が少なくなった現在では、自然な観客増は望めない。
それこそ、無料券を配るとかでもいいから、これまでスタジアムに来たことのないサポ、関心が薄い埼玉県民にとにかく、観戦してもらい、浦和レッズの試合の素晴らしさを実感してもらうことが重要だ。
こんな社長がくることがわかっていれば、サポは前シーズン末に、「藤口(光紀(前))社長やめろコール」をしなかったはずだ。
どうにかならないものか、あのピッチ [試合]
7月18日の大分戦(九石ドーム)は、多くの人が懸念したように、連敗阻止をしてしまいました。
相手のCKからの1失点でした。
非常に残念でしたが、鹿島、新潟、川崎も引き分けたし、あのピッチではしょうがない、なんて思ってました。
よくピッチも暑さも相手チームと同条件だから文句を言うべきでない言われますが、相手はいつもそこで練習しているので、慣れがある分有利なのではないでしょうか。
しかし、それにしても、あのピッチはひどすぎる。
もう抜本的な対策をするしかないのではないのではないか。発注した大分県、設計をした黒川紀章建築都市設計事務所はサッカー場の芝生のことがわかってなかったらしい。
昨日の闘莉王の負傷はピッチに足をとられたのが原因らしいが、ちょっと力を入れれば、芝生がぼこっとずれるようなピッチというのは、本当に選手に怪我をさせ、選手生命を短くさせる可能性が高い。
高原直泰は試合後「ビーチサッカーじゃないんだから。グラウンドが悪すぎてサッカーができない」と激怒したとスポーツ紙は報じています。
広島のFW佐藤寿人(元日本代表)も「(ピッチが軟らかく)踏み込んだだけで怖かった。大分でけが人が続出し、最下位なのは選手やフロントの責任ではない。ピッチコンディションだ」」と指摘していました。
とくにFWは切り返し等でDFを置き去りする必要があるのでしょうが、それがうまくいかないのでしょう。
可動式にした屋根の形状による日照不足やピッチの地表が地下2階にあたりピッチ上の風通しが悪いことが原因らしい。
芝生の養生をいろいろ試しているみたいだが昨日をみたように全くうまくいってない。もっとお金をかけて、よくしてほしい。
あそこまでひどい状態が続くのであれば、大分がJ2落ちするのはJ1選手にとっては良いことのように思います(大分関係者、J2選手には申し訳ないけど)。
闘莉王を応援します! [選手]
7月14日のナビスコ杯清水戦は、1失点したのは惜しかったですが、2-1でとにかく勝ててよかったです。
29日の後半戦(セカンド・レグ)に勝てば、(点差に関係なく)準決勝に進めますからね。
ところで、その日1ゴール1アシストと攻守にわたり活躍した闘莉王がヒーローインタビューで、
「次に向けての意気込みをお聞かせください。」に答えて、
「久々に自分のコール聞こえたんで。いつもありがとうございます。また、コール聞こえるように頑張りますんで。よろしくお願いします。」
と言って、サポーターに手を振りました。
それから何回もサポーターから闘莉王もコールがあったのは言うまでもありません。
サポーターのコールが闘莉王(だけでないと思いますが)のモチベーションになっていることも改めて確認できましたし、闘莉王はこう言うことで、サポーターの応援を高く評価していることを示したのだと思います。
私は、ゴール裏は闘莉王に対するコールが少ないなと感じてました。
闘莉王が良かったと思った試合でも試合後の闘莉王へのコールがないこともありました。
闘莉王への期待が高いので、相当頑張らないとコールしない方針なのかなと思ってました。
この日のコメントを聞いて、闘莉王に対しもっとコールをしてあげてほしいなと思います。
それから17日のスポーツ紙によれば、14日のこの試合を前に、原口元気は、闘莉王から「ミスを恐れず思い切りやれ。ミスはオレが取り返してやる」と言われ、気分的に吹っ切れ、切れのある攻撃ができたのだと書いてありました。
いい先輩だなと思いました。こう言われたなら、思いっきり攻撃できますよね。
闘莉王はサポーターも後輩も大事にしていますね。
これかも、心から闘莉王を応援したいと思います。
サポーターの力か、女神たちのお陰か [試合]
DFラインはずたずたに引き裂かれ、広島のシュートシーンには何度も眼を覆いました。
7月12日第17節の広島戦は試合を見ていたほとんど全ての人が「広島の方が優れていた」と感じていたのではないでしょうか。
私はよく相手が決定的なシーンをはずすと「(相手チームが)下手で助かった」と言ってますが、この試合では「運がなくて助かった」と言わしめるほど、危なかったシーンがオンパレードでした。
フィンケ監督も「最初の60分間は広島が優れていたが、残り30分間はわれわれはの強い意志を見せることができた」と言っていました。
日本経済新聞には広島に「唯一勝ったのは最後までとぎれなかった集中力」と書いてありましたが、それを支えたのは最後まで選手たちを鼓舞したサポーターの力だったと思います。
田中マルクス闘莉王選手も試合後のコメントで「本物の雰囲気というのもあるし、やっぱり勢いを出させてくれるサポーター。本当に火のような感じで、燃やし尽くすような、相手を圧倒するパワーをくれているので、それが最大の勝因じゃないかなと思う」と言ってくれました(サポーターの一員として、とても嬉しかった)。
そして、もうひとつ勝利を支えたのは、宿敵である日テレ・ベレーザに2-1で快勝したレディース(女神)たちが、スタジアムに持ち込んだ幸運だったと思います(ちなみに私は安藤梢選手、柳田美幸選手、北本綾子選手をとくに応援してます)。
レディースは優勝街道をまっしぐらに走っています。男子チームも早く追いついて、アベック優勝と行きたいところですね。
フィンケ監督のメディカル・スタッフへの信頼 [監督]
今日の公式HPにフィンケ監督の試合前コメントが掲載されていますが、気のついた点をいくつか、指摘したいと思います。
1 監督は驚くほど、日本のスポーツ紙を読んでいる。
これまでも何回もスポーツ紙の記事について、意見を言ってますが、これって、モラス雅輝コーチが翻訳しているのでしょうか。かなり正確に把握しています。モラスコーチの翻訳はかなり優れているものと思われます。
2 仁賀ドクターに対し、絶対的な信頼がある。
監督はスポーツ紙に
「ニュアンス的には、私たちのメディカル部門が原因を突き止めることができないために外部に依頼するということが書かれていました」
ということに対し、真剣にクレームを言っていました。フィンケ監督は、
「私たちのドクターが原因を見つけることができなかったから、外部の助けを必要としたというのは間違いです」
と。本当に信頼してますね。ドクター冥利につきますね。
3 オールスターには山田直輝をださない気である。
フィンケ監督は山田直輝には1~2週間の休養が必要で、
「18歳の体がこの短い期間で、代表選出などのさまざまな負荷にどうやったら耐えられるのでしょうか?私はひとりの監督として非常に心配しておりますし、彼に対して責任のある決断と行動をしていかないといけないと思っています。」
書いています。「責任ある決断と行動」というのは、つまり、オールスターに出さないってことですね。ホッとしました。
私も、できれば休養してもらいたいと思いますので。
山田直輝選手、ここはしっかり治してください [選手]
今日のスポーツ紙によれば、山田直輝選手は、4日の山形戦後に、原因不明の背中痛を訴え、長期離脱の可能性が高まったそうです。
2回検査をしても原因が分からず、また検査をするそうです。浦和レッズには、仁賀定雄ドクターという最高のメディカルスタッフがいます。そのドクターが、わからないとすると、かなり難しい病気なのかもしれません。
山田選手は6月に、右臀部の肉離れで、W杯最終予選に出場できなかったですね。
山田選手は、試合では、目一杯走って、引っ掛けられて、転んで、立ち上がっていました。本来ならば、休むべきところを、休まないため、悪化したのかもしれません。
ここは徹底的に検査をして、多少時間がかかっても、完全に治してから復帰してください。ポンテも戻ってきたし、梅崎も戻ってきそうだし・・。
信じていいんですよね。オリベイラ監督! [選手]
JOMO杯のメンバーとして、われらが希望の星、山田直輝選手が選手されました。
新聞報道によれば、この選出には鹿島のオリベイラ監督が積極的に関与したそうで、
「山田はは日本の新星。将来、日本を代表する選手になる。この大会に参加することで、何かを経験することが、将来の日本のためにもなる」
「攻撃面が優れていると思われているが、守備時のポジショニングも素晴らしい。重要な選手になる」
「来年のW杯にも選ばれて、いい結果を出せると信じている」
と発言したそうです。
オリベイラ監督にここまで評価されているのは、嬉しい反面、裏があるのでは、勘ぐるのは性格が悪いでしょうか。
ここでコキ使って、JOMO杯明けの浦和のスタートダッシュに悪影響を与えようしているのでは、なんて考えたりして。
信じていいんですよね。オリベイラ監督。日本のために経験を積ませようとしてるんですよね。