本当に今のサッカーでいいのか [試合]
本日のガンバ戦(8月15日:万博)は、0-1で負けてしまいました。本当にがっかりですね。
阿部選手の奇跡的なクリアもあったのに、幡戸選手の強力な一発で、手中にしていた勝ち点1を失いましたね。
でも、気を取り直して、次節に備えましょう。
しかし、気になるのは、浦和の今のサッカーです。本当にこのままでよいのでしょうか。
とくに、
①遅行のパスサッカーでいいのか
②こんなシュートをせず、決定力のないFWでいいのか
という点は、気になります。
①今日のガンバは、同じパスサッカーですが、スピードに溢れてました。
それに引き替え、浦和は後ろや横のパスが多く、ペナルティエリアまできても厚く守られ、ほとんどシュートすら打てません。
浦和の選手の技量が圧倒的に高いのであれば、大丈夫かもしれませんが、各チームのレベルが高い現段階では、いくら崩しにかかっても、ボール回しに終り、そのうちミスをし、ボールを奪われ、カウンター攻撃されるのが目に見えてます。改善が必要でしょう。
②それからFWですが、さすがに最近はあきれています。シュートを打たないし、ペナルティエリアでボールを受けてもパスばかり。
エジミウソン選手がゴール真正面1-2Mぐらいのところででゴールを背負ってボールを受けたシーンがありました。DFが一人しか後ろにいないにもかかわらず、数メートル先に闘莉王にパスしてました。FWなら反転して、シュートだろうと思いました。急な反転するほどキレがないんでしょうね。
唯一の希望の星は原口選手です。
幡戸のように真正面にキーパーがいても、打ち抜くようなFWがほしいものです。もちろん原口選手は合格ですが、全部のFWの選手にそうなってほしいです。
もし他にいないなら、外部からの獲得も視野に入れた方がよいのではないでしょうか。
今後こそ、昔の名前ではなく、実力で選んでほしいです。
どうにかならないものか、あのピッチ [試合]
7月18日の大分戦(九石ドーム)は、多くの人が懸念したように、連敗阻止をしてしまいました。
相手のCKからの1失点でした。
非常に残念でしたが、鹿島、新潟、川崎も引き分けたし、あのピッチではしょうがない、なんて思ってました。
よくピッチも暑さも相手チームと同条件だから文句を言うべきでない言われますが、相手はいつもそこで練習しているので、慣れがある分有利なのではないでしょうか。
しかし、それにしても、あのピッチはひどすぎる。
もう抜本的な対策をするしかないのではないのではないか。発注した大分県、設計をした黒川紀章建築都市設計事務所はサッカー場の芝生のことがわかってなかったらしい。
昨日の闘莉王の負傷はピッチに足をとられたのが原因らしいが、ちょっと力を入れれば、芝生がぼこっとずれるようなピッチというのは、本当に選手に怪我をさせ、選手生命を短くさせる可能性が高い。
高原直泰は試合後「ビーチサッカーじゃないんだから。グラウンドが悪すぎてサッカーができない」と激怒したとスポーツ紙は報じています。
広島のFW佐藤寿人(元日本代表)も「(ピッチが軟らかく)踏み込んだだけで怖かった。大分でけが人が続出し、最下位なのは選手やフロントの責任ではない。ピッチコンディションだ」」と指摘していました。
とくにFWは切り返し等でDFを置き去りする必要があるのでしょうが、それがうまくいかないのでしょう。
可動式にした屋根の形状による日照不足やピッチの地表が地下2階にあたりピッチ上の風通しが悪いことが原因らしい。
芝生の養生をいろいろ試しているみたいだが昨日をみたように全くうまくいってない。もっとお金をかけて、よくしてほしい。
あそこまでひどい状態が続くのであれば、大分がJ2落ちするのはJ1選手にとっては良いことのように思います(大分関係者、J2選手には申し訳ないけど)。
サポーターの力か、女神たちのお陰か [試合]
DFラインはずたずたに引き裂かれ、広島のシュートシーンには何度も眼を覆いました。
7月12日第17節の広島戦は試合を見ていたほとんど全ての人が「広島の方が優れていた」と感じていたのではないでしょうか。
私はよく相手が決定的なシーンをはずすと「(相手チームが)下手で助かった」と言ってますが、この試合では「運がなくて助かった」と言わしめるほど、危なかったシーンがオンパレードでした。
フィンケ監督も「最初の60分間は広島が優れていたが、残り30分間はわれわれはの強い意志を見せることができた」と言っていました。
日本経済新聞には広島に「唯一勝ったのは最後までとぎれなかった集中力」と書いてありましたが、それを支えたのは最後まで選手たちを鼓舞したサポーターの力だったと思います。
田中マルクス闘莉王選手も試合後のコメントで「本物の雰囲気というのもあるし、やっぱり勢いを出させてくれるサポーター。本当に火のような感じで、燃やし尽くすような、相手を圧倒するパワーをくれているので、それが最大の勝因じゃないかなと思う」と言ってくれました(サポーターの一員として、とても嬉しかった)。
そして、もうひとつ勝利を支えたのは、宿敵である日テレ・ベレーザに2-1で快勝したレディース(女神)たちが、スタジアムに持ち込んだ幸運だったと思います(ちなみに私は安藤梢選手、柳田美幸選手、北本綾子選手をとくに応援してます)。
レディースは優勝街道をまっしぐらに走っています。男子チームも早く追いついて、アベック優勝と行きたいところですね。
宮沢克行選手へのブーイング [試合]
7月4日の山形戦の後、浦和OBであり、山形のキャプテンである宮沢克行選手が、
「ブーイングを受けて、ありがたいですよね。そうやってくれることは。レッズのサポーターっていうのは、選手を大事にしてくれるというのは改めて感じました」
とコメントしました。
私は、相手の悪質なファイルや誤ったと思われる相手側に有利なレフリングには、ブーイングをしますが、相手選手の紹介のときにはブーイングは、意味がないのでしません。
ただ、このコメントを読んで、浦和OBの選手にはブーイングをしようかなと思いました。
選手紹介のときのブーイングは、相手選手が怖い選手であることを示しているので、相手選手は、自分が高い評価を浦和サポから受けていると感じているにちがいないと思うからです。
浦和OB選手には、若干甘くなっているかもしれませんが、高く評価しているよという意味でも、してあげた方がよいのかなと思いました。
なお、付言ながら、本当に宮沢選手は優れたプレーヤーであることを試合で証明しており、今後の活躍(できれば浦和戦以外で)、そして、引退後、レッズに戻ってきていただけることを切に願っております。
がんばれ、永田 [試合]
昨日(7月4日)の山形戦(3対2でレッズの勝利)の感想です。
高原直泰の覚醒(本人は、ヒーローインタビューで、調子はずっと良かったが、使ってもらえなかったので、結果をだせなかったと、(強がりを)言ってましたが)に助けられて、逆転できて良かったです。
高原の攻守にわたる活躍は今期一番だと思います。
問題は、先発起用の左SBの永田拓也にあったと思います。
前試合(神戸戦)でも感じたのですが、永田はボールのパスを受けてもバックパスばかり、全く前に進めておらず、永田の辺りで、流れが止まった感じがありました。
後半、西澤代志也に代わり、左サイドの流れが非常によくなりました。
まだ18歳で、周りは名のある選手ばかりで、気後れしているように思えました。あるいは、相手選手に抜かれることに不安を持っていたのかもしれません。
たぶん、次節は西澤に先発を奪われるでしょうけど、今後、機会を得たときは、失敗を恐れず、前に前に進んでもらいたいと思います。若い選手には失敗する特権があるそうですから、是非生かしてほしいです。がんばれ、永田。
最近の楽しみ―山田直輝のプレーを楽しむ [試合]
6月27日の神戸戦(2-0で浦和の勝ち:駒場)は良かった。
最後の駒場の試合になるかも知れないとのこと、シーチケのお陰で、観戦できラッキーでした。
ところで試合でよかったところは、
・高原直泰の切れが戻ってきたこと
・ポンテ(ロビー)が試合にでれたこと
でしょうか。
家に帰っての楽しみは、録画(スカパー)を見返しながら、山田直輝の細かい気の利いたプレーを堪能することでしょうか。
スタジアムではなかなかわかりにくいのですが、ビデオでみるとすごいです。ぎりぎりのタイミングで飛び込んで、かなり形勢不利だったのに、マイボールにしてしまうとか。これが、最近の楽しみです。