橋本社長の反省文を一応評価します [クラブ]
橋本社長の「敵サポへのホスピタリティ向上」発言を前回批判したが、今日(21日)の浦和レッズの公式HPに橋本社長の「ファン・サポーターへのみなさまへ」と題するメッセージ(反省文だと思う)が掲載されていた。
内容は、
「ファン・サポーターのみなさまとクラブがこれまで一緒になって築きあげてきた「相手チームを圧倒するホームスタジアムの雰囲気」が最も大切なものです。」
とするもので、「敵サポ歓迎」発言を事実上撤回する反省文だろう。
たぶん、サポーターからのクレームだけでなく、元社長、前社長からの苦言があったことは容易に想像がつく。
敵サポを歓迎をしようと発言したことは間違いだったということを公式に認めないのはやや潔さに欠けるが、社長の威厳を守るため、今回は許すことにしたい。
自分がいかに大事なポジションにいるのか、自分の発言がいかなる影響を持っているか、身に染みたことだろう。
これを糧にぜひ名社長になってほしい。
敵サポへのホスピタリティ向上は大事とは思うが [クラブ]
今度の橋本光夫社長は、ピントはずれな施策を打とうとしているらしい。
なんでも、日刊スポーツ(7月20日)「浦和観客増へおもてなし、敵サポ「歓迎」」によれば、
「同社長は4日のアウェー山形戦を視察した際、横断幕や花笠音頭など地域をあげた歓迎に感銘を受けた」
らしい。
だから素人社長といわれるのだろう。
山形は、浦和にたくさんのサポーターがいるから、歓迎したに過ぎない。敵サポならどこでも歓迎しているわけではないだろう。
敵サポへのホスピタリティを高めることは反対ではないが、スタジアムの席割からみて、敵サポの人数からみて、ホスピタリティを多少高めても、大した観客増にはならないだろう。
それよりも、埼玉県民や浦和サポの来場をもっと増やす努力が肝心だ。
地上波の放送が少なくなった現在では、自然な観客増は望めない。
それこそ、無料券を配るとかでもいいから、これまでスタジアムに来たことのないサポ、関心が薄い埼玉県民にとにかく、観戦してもらい、浦和レッズの試合の素晴らしさを実感してもらうことが重要だ。
こんな社長がくることがわかっていれば、サポは前シーズン末に、「藤口(光紀(前))社長やめろコール」をしなかったはずだ。